通過標識灯
「急行灯」とも呼ばれ、乗り入れ先である東急にあわせ優等列車で点灯する事になっていたが、2002年4月より東急線内での取扱いが廃止となり、現在では使用されていない。
元々8000系は優等運用には入らず、通過標識灯も設置されていなかったが、平成3年のダイヤ改正より快速・急行運用が設定されるようになり、3次車から新製時に設置、1、2次車においても後年整備された。
灯具は残存しているが、B修繕に併せ順次撤去が行われている。
(8107−2002.02)
未更新車では運転台内部に通過標識灯部分に点検蓋が存在する。
(8112−2008.10)
B修繕施工に合わせ順次撤去されており、ガラス部分にあった標識灯の“ヌキ”部分がなくなっている。
(8002−2008.09)
運転台内部も点検蓋がなくなり、標識灯本体も完全に撤去されているものと推測される。
(8009−2008.10)
このほか、一部に表示灯“ヌキ”のないガラスを取り付けた未更新編成も存在する。14編成については劣化したゴムの交換に併せ交換されたものと思われる。
(8014−2008.09)