B修繕車


B修繕車とは、いわゆる更新車のことである。

営団時代より、製造後20年を経過した車両から順次車両の更新を行う方針を取っており、これをB修繕と呼んでいる。

Bというのは更新内容を分類した上の記号とされている。
同様に10〜15年で行う簡易的な内容の更新はC修繕と呼ばれ、これは過去1,2次車に施工された経歴がある。

 

(第07編成−2009.02)

半蔵門線車両は有楽町線の新木場検車区に併設されている新木場CR(Car Renewal)で更新改造を受けている。

なお、入出場時における回送ルートは鷺沼−二子玉川−大岡山−市ヶ谷−新木場となっているようである。

B修繕は客室内は勿論、制御装置を含む電装品の更新など幅広い内容となっており、近年では冷房装置の更新も併せて行われる傾向にある。

 

(入場中の第07編成−2008.10)


【更新内容】

先行して行われていた千代田線6000系のB修繕内容をベースとしており、具体的な更新内容は以下の通りである。

・制御装置・電装品更新

従来のチョッパ制御からVVVFインバータ制御とし、併せてMT比を6M4Tから5M5Tとしている

・補助電源大容量化

従来CT車およびM2車に搭載されていた補助電源(DC/DCコンバータ・MG)をSIV化し、第5,6車両に集中架装とした

・戸閉装置の間接制御化

車掌スイッチなど装置の無接点化により保守軽減を図っていると思われる

・大型窓を持つ客用側引戸化および乗務員用側開戸の交換

閉そく感のある小窓をなくし、拡大単層窓を用いて新車両と同様の見附としている

・冷房装置の更新

併せて冷房装置の容量アップが行われている。

・屋根補修及び通風口撤去(1〜3次車)

屋根布を廃し、通風口を含め絶縁材塗布を行っている

・車内アコモデーション更新
・車椅子スペース設置(第3,9車両)
・車内表示機及びドア開閉チャイムを設置(千鳥配置)
・非常通報装置の対話式化
・車外スピーカ設置
・簡易運転台装置及び妻面ステップの撤去
なお、6次車を含む編成については、一部省略されているものがある。