側引戸


【1次車】

6000系や7000系の初期車で見られた、窓ガラスが極端に小さなタイプと同じ扉が使用されている。

既にC修繕が済んでいる事もあって、押さえゴムは全て黒ゴム化されている。

(8005−2002.10)

【2次車】

1次車と比べ、窓ガラスが上部、左右方向へ拡大されている。

2次車も1次車同様、押さえゴムは全て黒ゴム化されている。

(車号失念−2002.10)

【3次車】

扉形状は2次車と同様になっているが、3次車はC修繕が行われていないため、押さえゴムが原形の白ゴムとなっている。

ただし、一部の劣化が激しいものに関しては黒ゴムに交換されている(後述)。

(8012−2002.10)

【4次車】

窓ガラスの形状は3次車と同様であるが、押さえ方式が03系以降の新型車両の初期で見られた、金属枠によるものに変更されている。

なお、4次車から押さえゴムなどに黒ゴムを使用するようになったほか、戸袋部の保護ゴムの方針が変わり、厚みのあるゴムに変更されている(後述)。

(8016−2002.11)

【5次車】

鴨居部に車内表示器が設置されたほかは、4次車と同様の構造をしている。

化粧板は内板同様光沢のあるものが使用されている。

(8010−2002.10)

【6次車】

0系列の構体をもつ6次車では、側引戸も同様に拡大窓、引き込まれ防止として複層ガラスを使用したものが使用されている。

(8707−2002.11)

【B修繕車】

B修繕時に側引戸交換が行われており、更新車においては6次車とよく似たものが使用されている。

ただし構造としては若干異なっている部分があり、単層(内側一枚)ガラス化や開閉用取っ手が片側のみとなっている点、ガラス押さえが金属化(6次車はFRP)されている点などはB修繕車オリジナルの仕様である。

(8009−2008.10)

B修繕車においては、次車によりこの取っ手の取付位置が異なっている。

1,2次車では@,A側共に向って左側から「右左右左」であるが3次車以降(4次車)では「左左左左」となっており、これはドアエンジンのある側に取っ手を取り付けているからと推測される。

なお、2009年現在後者の形態となっているのは第09編成の第6,7車両(4次車)2両のみである。


【3次車のドアバリエーション】

原形の白ゴムとなっている3次車においても、一部の劣化が激しいものに関しては黒ゴムに交換されている。

ドア先端の戸先ゴムは全車が既に交換され、それ以外については劣化の度合いにより交換していると推測される。

 

 

窓押さえゴムが交換されている

(8615)-2008.10

戸袋部の保護ゴムが交換されているもの(窓ガラス押さえゴムは未交換)

(8615)-2008.10


【戸袋部保護ゴムバリエーション】

1〜3次車までと4次車以降では、戸袋部の保護ゴムの方針の違いから、ゴムの構造、形状に違いが見受けられる。

(8012)-2008.09

3次車までは大きくとった保護部に、薄い保護ゴムを用いる事により、引き込まれた手を容易に引き出せるような構造としている。

 

左:原形ゴム / 右:同構造の黒ゴムへ交換されたもの

(8619)-2008.09

4次車以降のゴム構造

(8115)-2008.10

3次車までは引き込まれても容易に引き出せるという考えであったが、4次車からはゴムそのものを厚くし、引き込まれること自体を防ぐ構造になっている。

既にゴム交換の行われた1,2次車でもC修繕時に同様のゴムへ交換されている。

(8819)-2008.10