地下鉄博物館



地下鉄博物館は地下鉄文化の振興と事業への寄与を目的に、公益財団法人メトロ文化財団(旧地下鉄互助会)が運営している施設である。

設立当時から現在まで営団地下鉄(東京地下鉄)の全面的な協力があり、その関係もあってか葛西にある博物館の建物内に1体のマーキュリー像が設置されている。

博物館が完成したのは1986(昭和61)年のことで、像は完成と共に設置された。
元々は入口となる自動改札機横に置かれていたが、現在はエントランス正面で来館者を迎えている。

 

像については後期制作分であり、日本橋駅のものとほぼ同じサインが記されており、同駅からの移設である可能性が高い。

台座部分には解説が設置されている。内容は各駅に設置されているものから移設年の部分を省いた形になっている。

背面の柱部分にも駅では見られない詳細な解説があり、博物館らしい独自のものとなっている。

なお、2018年から導入された館内の多言語表示サービスにより、台座側面に設置されたQRコードから詳細な解説を見ることが可能になっている。

 

設置個所

【1】エントランス


 

 

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