車両基地や留置線など、車両として運転する区間については入換信号により運転を行います。
このうち、構内区間はバックアップとして保安装置が機能している区間です。
BVE上では以下の区間で設定されています。
【1】銀座線 (1)渋谷構内−渋谷構内側線(奥取り) (2)上野構内−通路(出入庫)線ATC設備端
【2】半蔵門線 (1)清澄白河Y線−清澄白河B線
・運転画面説明
渋谷構内区間を例にします。
(1)入換信号機 注意現示の場合運転速度は25km/h以下に指定されます。バックアップでATCが動作しており、自動的に節制がかかります。
(2)コード表示器 運転速度を特に指定する必要がある場合に設置されます。指定する速度を表示します。
(3)進路表示器 進路を指定する必要がある場合に設置されています。進路を直接表示、または矢印で方向が表示されます。
・運転概要
(1)構内区間に進入する場合 構内信号を受信すると自動的に構内運転モードに切り替わります。 運転台のATC信号表示が消灯し、「構内」表示が点灯したら、入換信号機の現示に従って所定停止位置まで運転します。
(2)構内区間から進出する場合 マスコンキーを投入すると自動的に構内運転モードに切り替わります。運転台のATC信号表示が消灯し、「構内」表示が点灯したら、入換信号機の指示に従って所定停止位置まで運転します。 構内終端部では自動的に通常のATCに切り替わります。データ内では信号現示を先行列車で設定しているので、所定時刻より駅等への到着がある程度(20秒〜)遅れた場合には意図しない動作になる場合があります。
もどる