弘南バスは青森県の弘前を拠点とし、青森地方をカバーする事業者です。高速バス「ノクターン号」が東京まで運行されており、都内でも弘南バスカラーの車両を見かけることができます。 この弘南バスには、昭和58年製の初代グリーンシャトル仕様車であったM代車(P−MP118K)と、昭和61年製のR代車(P−MP218K)が在籍しています。特にR代車は、納入された全7台のうち半数以上の4台がこの地で活躍しています。 |
最後の活躍を見せる元M代車。中扉は締め切りとなっています。 | 後からやってきた元R代車。中扉は同様に締め切りとなっています。 |
後部は乗降中ランプや行先表示機が撤去されており、ミラーが設置されています。 | 元R代車も行先表示機や乗降中ランプが撤去されていますが、こちらはバックカメラが設置されています。 |
元M代車の車内。都営時代のままです。(乗務されている方の許可を得て撮影) | 元R代車は中扉の部分が完全にふさがれて、座席が増設されています。(乗務されている方の許可を得て撮影) |
さすがに昭和58年製と61年製。長年にわたっての運行の為か、各所に傷みが見受けられます。 | |
同一事業者でグリーンシャトル仕様車が2形式以上存在するのはこの弘南バスのみです。残念ですが元M代車は廃車が進んでいるようで、この撮影日に確認できたのはわずか1台のみで、同車の活躍もそろそろ見納めのようです。 |