32 床敷物


・B修前

【1〜3次車落成時】

グレー一色となっている。
3次車のみ、B修までこの敷物が残っていた。

(8212−2008.10)

【4次車以降・1,2次車C修後】

通路部分を境にした2色の塗分けになっている。これは着席客が足を投げ出さないよう暗に示す効果を狙ったもので、フットラインと呼ばれている。
1,2次車はC修時にこのタイプに更新された。

(8115−2008.10)


【6次車】

フットラインが入れられているが、4次車のタイプよりも落ち着いた配色になっておりあまり目立たない。

通路部分のパターンにベースとなった南北線の9000系と通ずる部分がある。

(8607−2002.10)



・B修後  

【B修車(その1)】

初期のB修車(第01,02,03,06,09の各編成)はパープル地のものを使用し、08系とイメージを合わせている。

なお、当時のB修では6次車の床敷物更新は行われなかった為、このタイプは1,2,4次車のみにしか採用されていない。

(8803−2009.05)

【B修車(その2)】

平成20年度出場車からはグレー地のものに変更された。

同時期の6000・7000系更新車にも使用されており、各線で共通の敷物に統一されたのではないかと思われる。

よく見るとグレー一色ではなく、小さい模様を散らした柄が入っている。

(8207−2009.02)

【B修車(その2 /6次車)】

グレー地へ変更タイミングに合わせて、6次車についても床敷物の更新が行われるようになった。

(8707−2009.02)


【B修車(その3)】

グレー地のタイプが採用され始めた頃のB修車は、通路部分が1枚の大きな敷物になっていたが、途中の編成から中央を境に2枚に分割したスタイルに変更されている。

また理由は不明だが、既にグレー地1枚の敷物で出場した車両も大半のものが後から2枚に分割されている。

令和3年現在、通路部分を1枚にしている車両は第03,06編成の6次車4両のみで、それ以外の車両はすべて画像のように中央部に分割線が入っている。

(8311−2013.04)

【B修車(その3 /6次車)】

当初通路部分が1枚の敷物になっていた第07編成の6次車についても、その後中央部に分割線が入っている。

(8607−2021.02)



・トラップドア
M車には床面に点検用のトラップドアが設けられているが、1台車につき2枚互い違いで設置されている場合と、4枚設置されている場合がある。

1次車は2枚。

(8803−2009.05)


2〜5次車は4枚。

(8815−2021.02)