池袋駅



池袋駅へは3体が設置されている。

他の駅では改札周辺に置かれているケースがほとんどであるが、池袋駅のものは3体のうち2体が現在でも出入口の袖部に設置されており、本来の設置思想に忠実であるとも言える。
1954(昭和29)年の丸ノ内線開業に伴って出入口に設置された為、当初はその際の出入口の数に相当する5体が設置されていたのではないかと考えられるが、実際の当初設置数は判明していない。

長年にわたって4体が設置されていたが、2013(平成25)年頃に43番出口に設置されていた1体が撤去され、現在の3体となった。
撤去理由については明確には分からないが、東京地下鉄総合研修訓練センターの建設に伴い同地へ設置する為に取り外されたのではないかと推測される。

像については後期制作分であり、首の後ろのサインは「SUEO KASAGI」と大文字で記されている。
全ての文字がほぼ同じサイズになっている点が日本橋駅のものとは異なり、黒めの色合いと共に池袋駅のものの特徴といえる。

台座部分には解説が設置されているが、内容は銀座駅のものである為移設年の記述は現状とは一致していないと考えられる。

 

設置個所

【1】27番出口


【2】35番出口通路

【3】42番出口

【4】43番出口(現在は撤去)

 

 

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