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04 花と文学シリーズ

1991年から発売されたシリーズ。
正式には「シリーズ 花と文学」と表記され、
文学作品に関連のある草花を題材に、現代日本画家によって描かれた作品をデザインしたものである。

初発売時の「小節編」と、翌年から発売された「詩歌編」の2つがあり、いずれも4部構成で各回3枚が発売された。
作品タイトルと共にモチーフとなった文学作品のタイトルが“「」のイメージに寄せて”と綴られるスタイルで、全24種。
発売額はいずれも1000円(=3枚セットの場合は3000円)となっている。

 

【1】小節編

小節編@:1991年3月11日発売

「水仙」 島倉重友

樋口一葉「たけくらべ」のイメージに寄せて

「スイトピー」 小杉小次郎

横光利一「春は馬車に乗って」のイメージに寄せて

「海に舞う」 小泉智英

太宰治「人間失格」のイメージに寄せて

 


小節編A:1991年6月10日発売

「百合」 久野和洋

夏目漱石「それから」のイメージに寄せて

「杜若(かきつばた)」 松本勝

三島由紀夫「金閣寺」のイメージに寄せて

「萼紫陽花(がくあじさい)」 大薮雅孝

円地文子「妖」のイメージに寄せて

 


小節編B:1991年9月10日発売

「夕顔」 林功

中河与「天の夕顔」のイメージに寄せて

「萩」 竹内浩一

川端康成「山の音」のイメージに寄せて

「小菊」 岡崎忠雄

伊藤左千夫「野菊の墓」のイメージに寄せて

 


小節編C:1991年12月10日発売

「白薔薇」 森本草介

夏目漱石「三四郎」のイメージに寄せて

「君影草」 大津英敏

島崎藤村「千曲川のスケッチ」のイメージに寄せて

「櫻花」 中島千波

大仏二郎「帰郷」のイメージに寄せて

 

 

 

【2】詩歌編
詩歌編@:1993年1月1日発売

「寒牡丹」 松本勝

北原白秋「牡丹」のイメージに寄せて

「春のおとづれ」 後藤順一

宮沢賢治「あっちもこっちもこぶしのはなざかり」のイメージに寄せて

「燿」 那波多目功一

島崎藤村「野路の梅」のイメージに寄せて

 


詩歌編A:1993年4月1日発売

「春宵」 後藤純男

石川啄木「月と鐘」のイメージに寄せて

「春の曙」 中島千波

山村暮鳥「ぼたんの教へ」

「八仙花」 大矢紀

萩原朔太郎「こころ」のイメージに寄せて

 


詩歌編B:1993年7月1日発売

「朝顔」 牧進

三好達治「かよわい花」のイメージに寄せて

「精華」 林功

中原中也「黄昏」のイメージに寄せて

「ねむの花」 小泉智英

伊東静雄「行ってお前のその憂愁の深さのほどに」のイメージに寄せて

 


詩歌編C:1993年10月1日発売

「桔梗」 島倉重友

立原道造「甘たるく感傷的な歌」のイメージに寄せて

「けし花」 松村公嗣

北原白秋「ほのかにひとつ」のイメージに寄せて

「秋桜」 竹内浩一

与謝野晶子「コスモス」のイメージに寄せて

 

 



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