■個別コードのアルファベットについて
以下の種類があり、続く番号はそれぞれ01から(E,F,Gは00から)振られている。
【A】オリジナルデザイン
:駅や定期券窓口で1枚から購入できる一般発売用のカード
【B】記念デザイン
:主に沿線の美術展覧会、営団の記念行事等で発売されたカード
【D】モデルタイプ(モデルデザインカード)
:贈答用を想定したもので、 あらかじめ背景がデザインされたカードに文字などを入れて制作するタイプ。
【E,F,G】フリータイプ(フリーデザインカード)
:贈答用を想定したもので、デザインを自由に制作できるタイプ。
【H】プリンタータイプ
:持ち込んだデザインや写真をスキャナで読み込み、カードプリンターで制作するタイプ。
【I】PRカード
:営団が販促や広報用途に制作したカード。
なお、当初【E】以降は【V】まで全てフリーデザインとして想定されており、1988年の時点ではPRカードは【A】の記号で制作されていた。
PRカードについては1989年から【I】の区分となり、【H】のプリンタータイプについても1994年のから取扱いから設けられたため、実情に応じ区分の追加が行われていったものと思われる。
【H】【I】の設定以降、【J】〜【V】の区分をどうしたかは不明だが、フリーデザインの制作数から推測すると未使用だったのではないかと考えられる。
このほか【C】の区分は当初「広告付き」とされており、国鉄の発売した「オレンジカード」が初期に行っていた企業の広告入りデザインを見込んだ設定をしていたようである。(使用実績があったかは不明)
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