■フリーデザインの自由度(?)
フリーデザインカードにはその自由度の高さを生かしてか、中には面白いデザインのものがある。
(1)オリジナルデザインと同一柄
どのように版下を作成したのか興味のある一枚。
下部にロゴが入っているが、それ以外は一般発売の路線図と同一のデザイン。オプションに一般発売柄のベースパターンがあるのだろうか?
1995年 E28 |
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こちらは初期発売時のラインカラーデザイン。しかし何かが…?車両がいません。
文字色を見る限り千代田線のデザインと推測されるが、発売額の横に「営団地下鉄」の表記が入っている点もオリジナルデザインとは異なる。
1991年 E97 |
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(2)モデルデザインと同一柄
どのように版下を作成したのか興味ある一枚その2。
モデルデザインカードに同一のデザインが存在するが、あえてフリーデザインにより制作されている。
券面の仕上げもモデルデザインとは異なっているため、券紙を転用しているというわけでもなさそうである。
1995年 F42 |
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(3)美術展記念?
美術展記念のカードだが、フリーデザイン。台紙も付属している。
会場で配布か販売を想定したものと考えられるが、営団非公式の美術展記念デザインの存在を裏付ける(?)一枚。
なお、展示会なども含めると同様の制作例と考えられるものが他にも存在する。
1989年 F28 |
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(4)2枚でひとつになるデザイン - メトロカード同士
栃木県が制作したカードは2枚のカードを並べると1枚の連続した写真になる。
1994年 E97 |
E96 |
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(5)2枚でひとつになるデザイン - 異種カード同士
営団中目黒乗務区が制作したカードは2枚の別撮りカードを並べると1枚の連続したような写真になる。ただし片方はテレホンカード。
テレホンカード |
1994年 F74 |
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