17年5月の運行(5・5(ゴー・ゴー)ちびっこメトロ号)
5月5日(祝)運行
こどもの日である5月5日、小学生以下とその家族が参加者となる特別列車「5.5(ゴー・ゴー)ちびっこメトロ号」が運行されました。この列車は、銀座線三越前駅をスタートし、浅草、新橋を経て赤坂見附より丸ノ内線 に入り、荻窪駅で折り返した後、再び三越前駅へ戻るイベント列車で、普段は見られない施設の見学や車内ではゲームなどが行われた模様です。

出発地となる三越前に到着したイベント列車と、乗車を待つ参加者の方。三越前への入線は8時56分、列車は通常の運行の中に割って設定されたため、浅草へ向け出発したのは8:57分となりました。(三越前)

乗車地が三越前となったのは、一般客の混乱を避け迅速な乗車を行う上で、時間帯から一番乗降の少ない駅が選ばれたのではないかと推測されます。運行に充当されたのは第06編成で、運番は銀丸直通不定回と同じ64、渋谷より回送で送り込まれた模様です。これは三越前の構造上このホームからの折り返しができない為で、渋谷留置の編成を当てたものと思われます。同時に上野から渋谷へ臨時の回送を設定し、抜けた運用分の編成を補っていたようです。また、この臨時回送はイベント列車の旧ホーム到着に合わせ溜池山王→渋谷までの運用に当て、運転間隔が開かないように配慮されていたようです。

三越前を発車したイベント列車は浅草へ向かい、ホーム奥取りの留置線を見学(9:09)、折り返して新橋へと向かいます。末広町〜神田間の随道内に駅名標のようなものが取り付けられていたのが確認できたので、万世橋(仮)も見学地となっていたようです。(上野)

新橋で旧ホーム(高速ホーム)の見学が行われ、その後赤坂見附より丸ノ内線へ入り、列車は荻窪へと向かいます。新橋では駅の構造上本線上で一旦折り返して旧ホームへ入線すると言う珍しい展開となりました。(四ツ谷)

荻窪到着後、休憩のためイベント参加者は一旦下車となりました。ホームを塞いでしまうのを防ぐため、列車は一部の参加者と共に奥取り線へ入線し、折り返しを待ちます。(荻窪奥取り方)

11時22分、折り返し列車の合間を縫ってホームへ入線。イベント参加者は列車へ再度乗車となりましたが、丸ノ内線内と言うことで恒例の安全対策、各車中扉のみコック開放による乗車が行われました。(荻窪)
荻窪発車後は逆のルートで三越前へと戻り(11:57)解散となり、列車は昼過ぎに上野へ引き上げとなりました。

列車にはチビッコ(?)をデザインしたヘッドマークが取り付けられました。また、車内にはこいのぼりが泳がされ、チビッコは大喜びでした。(荻窪)


もどる