平成17年七夕の運行(おりひめ号・ひこぼし号)
7月2・3日(土・日)運行
天の川に見立てた赤坂見附のホームで、丸ノ内線の「おりひめ号」と銀座線の「ひこぼし号」が同時刻に出会う、七夕伝説にちなんだ企画列車ですが、昨年に続き今年も7月2日、3日に運転されました。昨年では同時到着がA線(渋谷・荻窪方面ホーム)のみで行われましたが、今年はB線(浅草・池袋方面ホーム)でも同時到着が行われ、3往復の「出会い」が設定されました。

ひこぼし号には01系第14編成が充当されました。前面にひこぼしをデザインしたヘッドマークが、先頭車側面には同じデザインのステッカーが付けられました。運行番号は昨年同様69。(渋谷)

丸ノ内線のおりひめ号には、01系同様に装飾がされた02系第36編成が充当されました。こちらも昨年同様運行番号は77を表示。(御茶ノ水付近)

ひこぼし号、おりひめ号に掲出されたヘッドマーク

車内には願い事の書かれた短冊が掲出されました。昨年は沿線の学校生徒によるものでしたが、今年は一般応募されたものとなり、学校に限らず一般のグループや有志などによる願い事が掲出されています。

願い事でいっぱいのひこぼし号(左)とおりひめ号(右)の車内

・赤坂見附の同時到着
赤坂見附で両列車が出会うのはA,B線各3回づつの6回となりました。A線の運行は昨年の列車ダイヤと同じで、これに銀座線が渋谷・浅草での時間調整を行いB線での同時到着を追加したものとなっています。通常ダイヤに臨時運行を追加したため、時刻がラップする後続の列車各一本の時刻がそれぞれ一分繰り下げられました。

昨年同様装飾された赤坂見附ホーム(左:A線、右:B線)

7月2日、14時09分にぴったり同着したA線のおりひめ・ひこぼし号の様子。画像は切れてしまいましたが、神業的な運転技術のより同時進入を実現しています。

こちらは翌3日、11時24分、B線のおりひめ・ひこぼし号の様子。B線はホーム頭がずれ込んでいるため、このように同時進入となっても両列車の頭は揃わず残念な結果に。

七夕恒例の各駅に設けられた笹。備え付けられた短冊を自由に付けられるように配慮されていました。

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